組合概要

組合長就任あいさつ

代表理事組合長 植田 收

代表理事組合長 植田 收

組合員の皆様には、常日頃当組合事業に格別なご厚情を賜り心から御礼申し上げます。
このたび前久保組合長の後任として令和4年2月28日に開催された理事会のご推挙により代表理事組合長に就任いたしました。

平成28年から第1位理事として2期6年勤めさせていただきましたが、責任の重さは全く違います。浅学菲才ではありますが、全力を挙げて職務に邁進する所存でありますので、皆様方のご指導、ご支援を心からお願い申し上げます。

ご承知のように、当組合は東日本大震災の被害により一時は存続すら危ぶまれました。そのような厳しい状況から、組合員各位のご厚情とご協力により、ようやく経営基盤の安定が伺えるところまでまいりました。
しかしながら、管内でも地球温暖化が外因と思われる集中豪雨、乾燥による大規模林野火災が発生するなど災害が相次ぎ、その復旧事業に追われ、組合員各位の所有森林の作業が滞っておりますことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。

これからの目標として、森林の持つ多面的機能を発揮し地域の自然環境を持続可能なものとしていくため、組合員各位の森林の適正管理・育成により一層取り組んでまいります。また、組織としては、組合員各位のニーズに対して早期対応ができる「信頼される組織」を目指してまいります。これらの実現が、とりもなおさず、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、地域の森林を守る当組合の責務と考えております。

組合を取り巻く環境は益々厳しくなっておりますが、令和4年2月25日開催された総代会に提出されました「JForest 釜石地方森林組合ビジョン2030」に沿って事業を積極的に、具体的に推進してまいります。
組合員各位のご理解とご協力をお願いいたしまして就任のご挨拶とさせていただきます。

組合の目標

  • 1. 森林による雇用拡大
  • 2. 命を守り、繋ぐ作業路の開設提案
  • 3. 再生可能エネルギーへの資源の提供
  • 4. 森林吸収源取引を利用した森林整備事業資金の確保
  • 5. 低コスト、良質な復興住宅、復興公営住宅への提案
  • 6. 森林体験を通じた交流人口の拡大

概要

名称 釜石地方森林組合
設立 昭和60年(1985年)2月8日 釜石市森林組合と大槌町森林組合が合併し誕生
組合員数 1,670名
出資金 99,340千円
役職員 【役員】常勤理事1名、非常勤理事14名、監事3名
【職員】内業職員9名、外業職員13名
※うち9人は東日本大震災後に採用
※平均年齢は約38歳

アクセス

住所 〒026-0302 釜石市片岸町第1地割1番地1
TEL 0193-28-4244
FAX 0193-28-2901